この記事ではSPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF )について、今が仕込み時なのか?考えてみました。
どういった考え方をしたのか備忘録的な感じで綴っていくので、突っ込みどころ満載かもしれませんが、コメントもらえると嬉しいです!
SPYDがどんな投資信託か分からない方は「SPYD(高配当ETF)取り扱い証券口座や買い方は?配当利回りや構成銘柄セクションも!」を参考にしてください。
- SPYDの高騰した利回りについて
- SPYDの仕込むタイミングについて
SPYDの配当利回りが急上昇!

新型コロナの影響が出始めるまでは、株高傾向が続き配当利回りは低迷していました。
年 | 配当利回り |
2016 | 5.17 |
2017 | 4.08 |
2018 | 4.32 |
2019 | 5.13 |
2020年3月11日現時点で配当利回りは5.83%になっています。過去の水準を見てもかなり高い配当利回りになっているのは一目瞭然といったところです。
SPYDの仕込むべきタイミングを考察!
ここまで高利回りになってくると仕込みた良くなりますよね!ただ、まだ待った方がいいかもしれません。この記事を読んでいるタイミングにもよりますが、いまだ新型コロナの恐怖感は世界に広がっています。
アメリカも対岸の火事ではなくなったことで大きく市場が揺れています。イタリアでは新型コロナで医療機関が崩壊したともいわれていますから、まだまだヨーロッパ諸国でも新型コロナが広がる可能性があります。
個人的な意見ですが、まだまだ新型コロナの脅威は広がると考えています。そのため、経済・金融へどれほどのショックを与えるのか底がしないと感じています。

これはSP500を月足で表示させたチャートです。3月につけた安値ですが、2019年2月の水準です。そのため、大暴落ともいわれていますが、これまで高騰しすぎた調整が一気に来たとも見て取れます。
昨今の株高については自社株、政府により買い入れが主な要因のために実体経済に伴っていないと多々指摘されていました。それが一気に崩壊したといったところでしょうか。
新型コロナで金融ショックが起きる?
この新型コロナの影響ですが、未知数です。そのため、確実なことはありません。これまで、ウイルスによる混乱によって一時的に株価が下落したことはいくらでもありました。
それは一過性のものでそのあとV字回復しています。ただ、今回の新型コロナはこれまでのサーズ、マーズと比べ明らかに世界規模で広まっています。それらに比べて致死率は低いですが、その感染力は明らかに高いです。
そして未知なウイルスのため正しい情報がどこにもないという恐怖感が人々に伝染していますね。そして経済活動が停止したことで個人・企業へ与えるダメージはサーズ・マーズと比べてもかなり大きいと思います。
このまま破産が増えてくると、企業貸付金利をもとに設計した金融商品が飛んだりする事態になると、、、金融ショックのトリガーになりかねません。
仕込みタイミングは?
それらのことを考えると僕は仕込むタイミングを分ける必要があると考えています。このまま、さらなる大暴落を引き起こす可能性もありますが、そうはさせないトランプ大統領もいるワケです。
まあ、さらに暴落させて超絶なV字回復をしてから2020年秋の大統領選挙を迎える可能性も否定できませんが、、、。
僕であれば、現在のタイミングで投資余剰資金の一部だけ投資します。そして後は様子を見てから徐々に仕込んでいきますね。SPYDのみに投資している状態であれば、余剰資金の50%ほど買い込みます。

日足にしたSP500ですが、誰もがこのようなチャートを思い描いているはずですからね。このようになれば、良いんですが未来は誰にも分かりません。ちなみに、SPYDは「SBI証券」「楽天証券」から購入することができます。
まとめ
僕であればSPYDは現段階で余剰資金の50%を仕込みます。あと半分は様子を見ながら分散して投入していきますね。ただ、これからまだ下がる可能性は十分にありますので、ご注意ください。